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【カーテンレールあり・なし】アメリカの大きい窓を遮光 / 縫わない手作りシェードカーテン

ハワイの家はカーテン(むしろカーテンレールすら)がないことも多いです。賃貸の場合はレールを設置することもできず。真っ暗でないと寝られない夫、昼寝が必須の娘、リビングの朝の眩しさを解消するために我が家がした遮光対策を紹介します。できるだけ安く、簡単にを目指しました。

遮光カーテンは英語で "Blackout Curtain" (Liner / ライナー)

カーテンレールあり+遮光カーテン

以前住んでいた家にはカーテンレール・カーテンがついていたので、遮光カーテンを購入して付けていました。

日本で一般的な、

↑このようなタイプのレールだったので、

Full Blackout Window Curtain Liner

カーテンに一緒に引っ掛けて設置するものを使用していました。簡単です。

↑ロッドにそのまま通すようなタイプのカーテンだと、

Blackout Curtain Liners

リングでかける遮光カーテンも選べます。

※カーテンと一緒にかけるタイプの遮光カーテンは結構重さがあるので、「ネジなどで固定していない突っ張り棒」での使用はおすすめしません。

カーテンレールなし+遮光カーテン(寝室)

今の家はカーテンレールがなく、ただの突っ張り棒でカーテンをつけています。夜中はまだしも、明け方から眩しいので、

Portable Blackout Shades

ポータブル遮光カーテンを付けています。こちらは、裏面粘着付きのマジックテープで窓枠に直接貼るタイプ。ペラペラで薄いのですが、カーテンのみと比べてもらえばわかるようにしっかり暗くなります。(窓3枚の右2枚に遮光カーテンを付けた写真です) 

窓枠に直接貼るので子どもが引っ張っても突っ張り棒が落ちる危険性もなく、遮光カーテン自体は軽いので、怪我をする心配がありません

手作り遮光シェードカーテン(リビング)

リビングは元から、子どもが触って突っ張り棒が落ちてくるのが怖くてカーテンをつけていませんでした。がしかし、明け方から昼ごろまで眩しい。家の中で日焼けしているに違いない環境だったので、遮光カーテンをつけることにしました。

使用したのは寝室と同じこちらのポータブル遮光カーテン。

Portable Blackout Shades

昼過ぎからはつけっぱなしだと部屋が暗くなってしまったので、シェードカーテンに改造することにしました。

参考にさせていただいたのは、こちらの記事 ↓

アメリカでは揃わないものや、窓が大きすぎて縫うのが大変だったのもあり、いくつかアレンジしました。

アレンジ1 たこ糸(kite string)  → Mason Line

たこ糸を調べていたところ出てきたのが”Mason Line"。

#18 Twisted Mason Nylon String Superior and Durable Twine

釣りなど色々なことに使えて、160 poundsまで支えられると強そうだったのでこちらにしました。後述の極小安全ピンの穴にも無事入り、カーテンの上げ下げもスムーズに使行えています。

アレンジ2 ニットリング(Stitch Ring Marker) → 安全ピン(Safety Pins)

ニットリングはあるにはあったのですが、

Ring Stitch Markers (6MM-100pcs)

窓が大きい分縫う数も半端ない。布も普通の生地ではなくシャラシャラなので安全ピンで代用することにしました。

150pcs Safety Pins, 19mm Mini Safety Pins black

縫わずにプスプス指すだけ、時短。

アレンジ3 ベニヤ板 → 割り箸

これは単純に「重りになれば良いのだろう」と、家にあるもので済ませた結果です。割り箸を数膳並べて、両面テープで閉じました。

結果、小さく折りたたみも可能になりました!

アレンジ4 ヒートン(eye screw) → 自作Ceiling Hooks

ヒートン(先が丸になっているネジ)は賃貸で穴は開けられないので、粘着タイプのものを探しました。

Ceiling Hooks 4pcs

一応上のようなものも見つけたのですが、5つ使いたかったのと、できるだけ家にあるものを使って安くしたかったので、

モール・木のスティック・ボンド・強力両面テープで自作。

スティックを半分に切って、モールを通す穴を開けて、ボンドで接着。両面テープで窓枠に直貼り。剥がすとき用に端は剥離紙を巻いて残してみました。

見た目は残念ですが、見えないところなので良しとしました。2ヶ月程使用していますが特に問題なしです。

アレンジ5 フック→ コマンド mini フック

これはアレンジと言うほどではないですが、紐を巻き付けるフックの代わりに、家にあったコマンドフックを

 

Command Clear Mini Hooks

2つ組み合わせて付けてみました。

設計図

安全ピンは5×9で45本、糸は5本通しました。

完成形

完成形はこちら ↓

遮光カーテンの生地自体が軽い(薄い)ので、勝手にひだひだにはならず、手動でのお直しが必要です。上の方は高くて届かないためくしゃっとしたまま。若干悔しい気もしますが、自分でシェードカーテンが作れたことに感動。朝は眩しくなく、昼も部屋が明るくでき、子どもがガサガサ触ることもなくなり満足です!