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【比較】アメリカで買える プチプラ日焼け止め <大人用・赤ちゃん(子ども)用 >使用感レビューと気になるもの(成分表示付)

アメリカで買えるプチプラの日焼け止めについて更新していましたが、ハワイ州で販売が禁止されている成分のことが気になりモヤモヤしたので、新たに「ハワイの海に優しい日焼け止め」をテーマに書き直し、成分表示を付け加えました。

ハワイ州で販売が禁止されている日焼け止め基準にのっとって、ハワイの海に「優しい」・「とても優しい」の2段階で紹介します。

ハワイでは1年中日焼け止め必須。毎日のことなので、できればプチプラで購入したいところです。ちなみに、成分がどうとか日焼け止めについて全く詳しくないので、色々検索しながら試しています。日本から買ってきた赤ちゃん用日焼け止めはサラサラで塗りやすく、こちらで買ったものはベタベタでしっかり塗り伸ばすタイプが主。効果が違うのか…サラサラでも効くなら日本の物が使いやすい。難しい。

オンス当たりの値段は商品のサイズによって変動するので参考までに。目次で見ると比較しやすいかと思います。この記事では1oz(28g)あたり$4未満の日焼け止めを紹介しています。

私が特に気に入っているものには☆を付けています。いくつかは日本からの購入も可能です。

ハワイ州で販売が禁止されている日焼け止め

サンスクリーン法といって、ハワイ州ではサンゴ礁保護の為に、害があるとされる成分を含む日焼け止めの流通・販売が禁止されています。

※使用に関しては今のところ規制対象ではありません。

販売禁止されている成分について

2021年1月~ Oxybenzone (オキシベンゾン)・Octinoxate (オクチノキサート)の2種が禁止に。

使用に関しての規制は今のところありません(が、販売禁止なのでハワイでは手に入りません)

以前の記事で気になっていたのはここ↓

2023年1月~ Avobenzone(アボベンゾン)・Octocrylene (オクトクリレン)の2種も禁止に??

アップデート時に出てきた情報で書きましたが、追加の2種の成分を含む日焼け止めは近くの薬局など今もどこでも売っているので…違ったか?再度調べてみました。

日本語で調べてもこの情報については出てきません。英語で調べると

In 2021, Hawaii built upon the initiative to ban even more toxic chemicals with Senate Bill 132. Following the 2018 bill that banned oxybenzone and octinoxate sunscreens, the updated Hawaii sunscreen ban prohibits avobenzone and octocrylene. If enacted into law, it would go into effect on January 1, 2023, preventing the sale of sunscreens that contain those chemicals.

引用元:Hawaii Sunscreen Ban: Important Updates to Know About - Brightly

このような記事がいくつか見つかりました。

「2021年にアボベンゾンとオクトクリレンも禁止にしたいと発案、法律が制定されれば2023年1月1日から発効、これらの化学物質を含む日焼け止めの販売が禁止されることになる。」

という解釈であっているでしょうか。

2023年1月はもう過ぎていますが、「禁止になりました!」という記事は出てこなかったので、可決されなかったのかな。

しかし、発案されるぐらいですから海(サンゴ)に良くない成分ということでしょう。

ちなみにマウイ群(マウイ島・カホオラウェ島・ラナイ島・モロカイ島・モロキニ島)では、2022年~ケミカルの日焼け止めの使用と販売・流通が禁止に。ミネラル日焼け止めのみOK。ハワイ島ではケミカルの日焼け止めの販売・流通が禁止になっています。

ハワイの海に優しい日焼け止め <Oxybenzone (オキシベンゾン)・Octinoxate (オクチノキサート)を含まない>

ニュートロジーナ <Neutrogena> $2.53 /Oz

Neutrogena Ultra Sheer Dry-Touch Water Resistant and Non-Greasy Sunscreen Lotion

紫外線カット成分:Avobenzone 3%, Octocrylene10%, Homosalate 10%, Octisalate 5%

ニュートロジーナの日焼け止め。スキンケアで有名な会社、レビューも良かったので購入。こってり。しっかり塗り伸ばす必要あり(子ども用よりは滑らか)。白残りする(英語でwhite castっていうらしい)。なんなら、使用後周りのものにも触ったりこすると付いてしまう… リピなし。

☆ニュートロジーナ ローションタイプ<Neutrogena Lotion> $1.36 / Oz

Neutrogena Beauty and the Beast Beach Defense Sunscreen Lotion SPF 70

紫外線カット成分:Avobenzone 3%, Octocrylene10%, Homosalate 15%, Octisalate 5%

ニュートロジーナ失敗したけど、ローションタイプならもしや?と期待を込めて購入。良い。サラサラで塗りやすく、値段もお手頃。SPF70なので長時間日に当たる日・プールや海用にしていたが、成分を気にしだして今は長時間日に当たる日用に

日本の方はこちらから↓

☆アヴィーノ <Aveeno> $2.85 / Oz ($1.98 / Oz)

Aveeno Protect + Hydrate Moisturizing Body Sunscreen Lotion

紫外線カット成分:Avobenzone 3%, Octocrylene10%, Homosalate13.5%, Octisalate 5%

とろとろ、ゆるめのクリーム。伸びが良くて塗りやすい。甘い香り。塗った時はべたつくけど、少し経つとしっとりに。値段もお手頃で日常生活使いにはこちらを使用中

大容量ポンプ式ボトルだともっとお安い。

Aveeno Sunscreen Lotion Pump Bottle, 12.0 ounces

※追記:普段使いはこちらに決めたので、大容量を買おうとカートに入れたましたが…支払い直前でつまずく。ハワイには送れないらしい。残念。

日本の方はこちらから↓

☆-赤ちゃん用- コパトーンベイビー<Coppertone baby> $1.10 / Oz

Coppertone Water Babies Sunscreen Lotion SPF 50

紫外線カット成分:Avobenzone 3%, Octocrylene9%, Homosalate9%, Octisalate4.5%

かの有名なコパトーン。まじで焼けないとの噂で気になってはいたが、コパトーンの匂いがする。とのレビューを見て今まで避けていた。が、店頭で匂いを嗅いでいける気がして購入。ちょっと粉っぽい匂いはするけど、塗った後はそんなに気にならない。サラッとしたローションタイプで、アメリカで購入した赤ちゃん用の中でとても塗りやすい

日本の方はこちらから↓

ハワイの海にとても優しいミネラル日焼け止め 

ミネラルの日焼け止めとは、FDA(米国食品医薬品局)が安全性・効果ありと認めているミネラル成分Titanium oxide(酸化チタン)、Titanium dioxide(二酸化チタン)またはZinc oxide(酸化亜鉛)を配合したもの。ケミカル(化学製品)を含まない。

☆セタフィル<Cetaphil> $3.47 / Oz

CETAPHIL Sheer Mineral Sunscreen Lotion

紫外線カット成分:Zinc oxide 7%, Titanium dioxide9% 

セタフィルのボディクリームが、アビーノより塗りやすく気に入った為日焼け止めもお試し。日焼け止めはアビーノのほうが塗りやすかった。が、成分はこちらの方が優しく、塗りやすい方ではあるので海用にはこちらを採用

ブルーリザード<Blue Lizard> $2.49 / Oz

  

BLUE LIZARD Sensitive Mineral Sunscreen

紫外線カット成分 : Zinc oxide 10%, Titanium Dioxide 8%

コストコなどでもよく見かける、オーストラリアの日焼け止め。Blue Lizardの日焼け止めは全て、紫外線が当たると青く(赤ちゃん用はピンク)に色が変化する特殊なボトルが使用されている。紫外線を可視化、面白い。色が変わったよ!日焼け止めを塗らなきゃ!と子どもにも分かりやすい。

-赤ちゃん用- ニュートロジーナ<Neutrogena> $2.70 / Oz

Neutrogena Pure & Free Baby Mineral Sunscreen Lotion

紫外線カット成分:Zinc Oxide 21.6%

皮膚科医推奨の日焼け止め。

こってりこてこて。塗り伸ばすのが大変+白残りする。成分が良いものってこうなのかな…。確かに焼けなさそうではあるけど、良く動く子には使いずらい。リピなし。

-赤ちゃん用- アビーノベイビー<Aveeno Baby>$2.42 / Oz

 Aveeno Baby Continuous Protection Zinc Oxide Mineral Sunscreen Lotion

紫外線カット成分:Zinc Oxide 21.6%

大人用アヴィーノが良かった為期待して購入。残念ながら大人用とは違くてこってり。塗りにくい。ニュートロジーナよりは多少塗りやすいかな?ぐらい。こちらも白残りするし、塗ったあと物に触ると白くなる。リピなし。

☆-赤ちゃん用- シンクベイビー<Thinkbaby> $3.83 / Oz

Thinkbaby SPF 50+ Baby Sunscreen

紫外線カット成分:Zinc Oxide 23.4%

こってりだけど、ゆるめのクリーム。少々お高いけど、とても塗りやすい。Zinc Oxideの日焼け止めは白くなって塗りにくいのかと思いきや、そういうことではないらしい。甘めのフルーツやココナッツのような香り。

日本の方はこちらから↓

-子ども用- シンクキッズ<Think sport kids> $2.93 / Oz

紫外線カット成分 : Zinc oxide 20%

Thinksport Kids

子ども用

日本の方はこちらから↓

シンクスポーツ<Think sport> $3.83 / Oz

Thinksport

紫外線カット成分 : Zinc oxide 23.4%

大人用

-赤ちゃん用- コパトーンベイビーミネラル<Coppertone baby Mineral> $1.46 / Oz

Coppertone Pure and Simple Baby Sunscreen SPF 50 Lotion, Zinc Oxide Mineral Sunscreen

紫外線カット成分:Zinc Oxide24.08%

コパトーンのケミカルバージョンが安くて塗りやすかったので、次回はこちらを購入予定。期待大。

-赤ちゃん用- ベイビーガニックス <Babyganics> $1.54 / Fl Oz

Babyganics SPF 50 Baby Sunscreen Lotion

紫外線カット成分:Zinc oxide 12%, Titanium dioxide3% 

最安値。スプレーバージョンもあってサラサラ使いやすいかも。うちの娘は同ブランドのボディーソープが合わなかったのでお試しなし。

アメリカで買える日本の日焼け止め

どうせお高いのでしょ。と、調べもしていなかった日本の日焼け止め。

案外、色々な種類アマゾンで売っていました。"japanese sunscreen"で調べてみました。

-子ども用-ニベア <Nivea> $2.64 / Oz

 

ロート製薬<Rohto> $2.94 / Oz

元からお手頃価格なニベア・ロート製薬、オンスに変換して見てみたらアメリカのと比べても安めな価格でした。がしかし、2つともにメトキシケイヒ酸エチルヘキシル(オクチノキサート)が配合されていました。ハワイでは販売不可の成分です。んー残念。

アメリカ本土などにお住まいで、海関係なしならありなのかな?日本でこれ!と決めていたものがあるなら、探してみるのもありかもです。

日本で買ってハワイに持ち込む場合

持ち込みの日焼け止めに規制はないですが、ハワイのルールを守ったほうが気持ち良く楽しめるかと思います!

まずは、

・ オクチノキサート(別名: メトキシケイヒ酸エチルヘキシル・パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル)

・オキシベンゾン(別名:2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン)

を避ければハワイ州で販売禁止されている成分は避けられます。

より海に優しいものを選ぶなら、さらに

・アボベンゾン(別名:t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、4-tert-ブチル-4′-メトキシジベンゾイルメタン)

・オクトクリレン

を避ける、またはミネラル日焼け止めを選べば完璧です。 

まとめ

3種類に分けようかと思いましたが、面白いことに、「Oxybenzone (オキシベンゾン)・Octinoxate (オクチノキサート)の2種の成分を含まない」 または 「ミネラル日焼け止め」の二択に分かれました。法案で禁止成分追加が検討されていた2種Avobenzone(アボベンゾン)・Octocrylene (オクトクリレン)についてはあまり気にせずに済みそうです!

そして、赤ちゃん用は選ばなくてもミネラルのものが多いことが発覚。名前からも感じる通り、優しい成分なのね。

今回記事を更新するにあたって調べたケミカル(化学製品含む) / ミネラル日焼け止めの違い。

ケミカルは、水や汗に強い・肌への刺激強め・15分後ぐらいから効果をより発揮・伸ばしやすく白浮きしにくい

ミネラルは、比較的肌に優しい・塗ってすぐから効果を発揮・白浮きしやすい

といったことが分かりました。

やはり、ケミカルの方が塗りやすく焼けなさそう。なんとなくミネラルの日焼け止めって効果が弱そう。しかし、今回色々調べていくうちにケミカル日焼け止めの人体への影響も(ハワイなんて本当に年中毎日使っているので)気になってきました。海での使用以外も徐々にミネラルに移行しようかしら。ちなみに、ケミカルの日焼け止めを海以外で使うのも悪影響があるのでしょうか?(結局シャワーから流れるのか?)海関係なしの使用なら大丈夫!と言っていいのかが悪いのか…プールは汚れるからそもそも日焼け止め禁止っていう場所とかあった気がするな。アメリカ本土や日本でなら気にせず使ってもいいの?もしご存じの方がいたら教えてください。

✓あわせて読みたい 【リッチ版】ハワイで使える海やサンゴに優しい日焼け止めは?(成分表示付)