出生前診断とは赤ちゃん(胎児)の発育や染色体異常といった先天性疾患がないかを調べる検査をして、医師が診断を行うものです。アメリカでは保険も一部適用されるメジャーな検査のようです。エコー+血液検査で胎児に影響なしとのことだったので診断を受けることにしました。
出生前検査は2回。通っているカピオラニ病院の産婦人科とは別で、紹介されたクリニックFetal Diagnostic Institute of the Pacificで受けました。
出生前診断1回目 / 妊娠12週
今回は出生前診断の為に、初めてのクリニックへ。
待合室に付くと、みんなカップルで来てる。なんてこった。ここは夫も連れてきて良かったのか… 病院によって付き添いも可のようです。
問診表を記入して、診察。ここは受付も看護師さんも先生も全員英語でした。
看護師さんからいくつか質問(初めてのお子さんー?性別は知りたいー?など。)をされて、そのあとはエコーで赤ちゃんの検査。ここで初めての経腹エコー!2D+4D。かなり時間をかけてじっくり見てくれました。手足の長さ・頭の大きさなど順番に"ここは~で、looks good!!"のような感じで説明もしてくれました。いろいろな計測が済むと、少し待たされ、その後先生が診察室に来てまたエコー再開。同じようにチェックをしてくれて、たぶん女の子だろうとのこと。え、12週で見た目でもうわかるの?と驚き。(もちろん知りたいかの確認は先にしてくれます)
そして血液検査について2パターンあることの説明を受けました。
①1週間で結果がでるが、正確性は85%
②結果まで5週間(次回の検診まで)かかるが、正確性は92%
難しい。
①は早く結果が分かるが正確性が低い
②は正確性はあがるが結果が5週間後なので胎児が大分成長している…
そして結果が良くなかった場合どういった方向でいくのかを問われました。(このまま妊娠を続けるかという意味と思います…)
悩んだ結果、もし①で結果が良くなかった場合、さらに詳しい検査をして、それから結論を出しても遅くないか?と聞いたところ大丈夫とのこと。
①で平気だった場合も②の結果も知りたいから、両方っていうのはダメですか?と聞いたらOKとのこと。
…え、料金も変わらないの? 結果、両方でお願いしました。
最後に採血(血液検査)をして帰宅。ここのクリニックはすごい!診察後メールが送られてきて、今日取ったエコーとムービーをたくさんサイトにアップしてくれていました。看護師さんめっちゃいっぱい撮ってくれてた!
☆1週間後、電話で検査の結果、数値良かったよー。何分の1(聞き取れなかった)っていう一番確率低いのだったからね。と報告がありました。
出生前診断1回目費用
<Charge 請求> $311 (NT Screen)
$196 (LAB)
< 保険> △$277.57
△$0
<Owe 自腹> $33.43
$196
出生前診断2回目 / 妊娠17週
2回目の出生前検査。
前回の検査結果、1週間で結果が出る85%確率のものは連絡をもらってましたが、5週間かかる92%の方でも"Negative"大丈夫だったよ!と伝えられました。
今回もじっくり経腹エコーでBabyを調べて、測って、写真&ムービーをアップしてくれました。
出生前検診、1回目は高かったけど、2回目は保険が結構効いてて良かった。
出生前診断2回目費用
<Charge 請求> $348 (NT Screen)
$291 (LAB)
<保険> △$309.85
△$261.55
<Owe 自腹> $38.15
$29.45
まとめ
通常の検診で赤ちゃんが見れるエコー回数がアメリカでは少ないので2回も見せてもらえたところは良かったです。
ですが、出生前診断は胎児に疾患があった場合に、できる対処法を考えたり、出産前に知っておくことで対策を考えたり、また別の選択をすることもあったり…受けると簡単に決めてしまいましたが、結果を聞くまで怖かったのが正直なところです。